女みこしが名物の「中洲まつり」開幕-初の水上レストランも登場

「ソイヤ、ソイヤ」と威勢よく駆け出す「中洲國廣女みこし」。中洲大通りは溢れんばかりの人でにぎわった。

「ソイヤ、ソイヤ」と威勢よく駆け出す「中洲國廣女みこし」。中洲大通りは溢れんばかりの人でにぎわった。

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 福岡市博多区の中洲地区一帯で10月2日、女みこしが名物の「中洲まつり」が始まり、九州一の繁華街を法被姿の女性たちが、みこしを担いで駆け抜けた。1976年から中洲町連合会を中心に街の活性化を図る目的で始まり、今回で33回を数える。

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 中洲地区では、今年5月から中洲のママさんたちで地域を清掃する「中洲ビューティー・クリーンアップ隊」が月1回清掃活動を行っているほか、参加者により中洲まつりの理解を深めてもらおうと、8月・9月には「みこし講習会」も開いた。

 今年初めて博多川に水上レストラン約200席を設け、本舞台を設置。初日はフラダンスショー、ものまねショーなどが開催され、福岡サンパレス、ホテルオークラ福岡、ふくや、吉塚うなぎ屋本店など計10店舗が飲食テントを出店、まつりのにぎわいに花を添える。期間中、和太鼓のステージや演歌ショーなど、さまざまなステージが行われる。

 開催時間は歩行者天国となる目抜き通りの「中洲大通り」では、連日女みこしが練り歩く「中洲國廣女みこし」のほか、100台を超えるワゴンが並びワゴンセールが行われる。初日は、恒例となった19時から2時間以内に指定の4店舗を回り、原則1ドリンク1チャームでスタンプをもらう「中洲はしご酒大会」が行われ、まつり関係者らは「今年は初日から人出が多い」と話しており、サラリーマンや中洲に勤務する女性など多くの人でにぎわいを見せた。

 4日の最終日には小中学生による「博多おっしょい太鼓」の演奏や、地元出身の女性デュオ「梅星」のステージ、中洲大通りで「ふくこい総踊り」が行われる。

 水上レストランの営業時間は17時~22時。みこしの出発は3日=19時30分・20時50分、4日=19時30分、20時35分。まつりは4日まで。

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