「ナビの日」の7月1日、JR博多駅前で「STOP!歩きスマホ」啓発イベントが開催された。
地図・ナビゲーションサービス「いつもNAVI」を提供する「ゼンリンデータコム」(東京都港区)が「歩きスマホ」の危険性を広く呼び掛けようと開いたもので、同社の清水辰彦社長、森勝之博多駅長、タレントの藤田可菜さんが出席した。
同社が2012年から実施している地図利用実態調査では、過去5年間で約9割の人が地図を利用しており、中でもスマートフォンでの地図利用者が大幅に増加しているという。「全国の駅でも歩きスマホによる事故が増えている。博多駅でも危険な利用者には声を掛けている」と森駅長。藤田さんは「危ない目に遭ったこともある」と明かし、来場者に「もうやめましょう」と呼び掛けた。
清水社長は「必ず、立ち止まった状態で利用していただければ」と話し、「地図アプリを提供する企業としては、今後も歩きスマホの危険性を伝える啓発活動を続けたい」と話す。