映画「はなちゃんのみそ汁」の公開に先駆けて11月25日、主演の広末涼子さん、滝藤賢一さん、赤松えみなちゃんが博多で「みそ汁」作りを披露した。
同作は、がんを患い33歳でこの世を去った福岡県在住の安武千恵さんが夫・信吾さん、娘・はなさんとの生活をつづったブログを基にした実話エッセーが原作。
大濠公園や信吾さんが勤める西日本新聞社など福岡でも撮影が行われ、広末さんは「思い出深い場所にまた来られてうれしい」と振り返る。えみなちゃんは、久しぶりに会った「両親」に甘える一面を見せつつも、かつお節を削り、豆腐をカットするなど慣れた手つきで報道陣にみそ汁作りを披露。広末さんと滝藤さんが見守りながら、仲良く味見をするなど劇中同様の「家族」の姿を見せた。
「撮影中は本当の家族のようで幸せだった」と滝藤さん。「笑いと愛に満ちた映画に仕上がった」と話す。広末さんは「楽しくて笑えるすてきな映画。優しい気持ちになってもらえるのでは」とPRした。
12月19日から福岡県内と新宿で先行公開。来年1月9日から全国公開。