ベイサイドプレイス博多(福岡市博多区築港本町)は11月9日、同施設と天神・博多を結ぶ送迎バス「シー・アーチン号」の運行を始めた。
「ベイサイドは遠いというイメージを変えたい」(同社広報担当の谷崎かおりさん)と約1年間の準備期間を経て運行を始めたもので、バスの名称「sea urchin(シー・アーチン)」は、「ウニ、海のいたずらっ子」の意味。
マイクロバスを汽車のデザインに改装したオーダーメードのバスを使い、天神(福岡市役所東側)・博多駅(筑紫口側)と同施設間をそれぞれ1日に3~4往復する。乗車は、館内の子ども向け室内遊戯施設「ミルキーウェイ」、レストラン「ビックアンブレラ」、写真館「ちちんぷいぷい」の3店舗の利用者が対象。
料金は無料で、定員は24人。天神・博多からの乗車には予約が必要(利用店舗で受け付ける)。ベイサイド発の乗車は先着順。
「天神・博多から来る途中も楽しんでほしい」と谷崎さん。当面は月曜~金曜のみの運行で、今後は週末の運行も検討しているという。