博多駅前で「博多献血夏祭り」-学生が同世代の若者へ協力呼び掛け

昨年の「献血夏祭り」の様子。学生らが浴衣や法被を着て、同世代に献血を呼びかけた。

昨年の「献血夏祭り」の様子。学生らが浴衣や法被を着て、同世代に献血を呼びかけた。

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 JR博多駅の博多口駅前広場で8月31日、夏場の輸血用血液不足を解消しようと、学生らが主体となって「博多献血夏祭り」を開催する。主催は、県内の7大学の有志で結成した福岡学生献血推進協議会。

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 夏場は企業の夏休みなどで献血者が減り輸血用の血液が毎年不足するため、同県赤十字血液センターが市内に1日5台派遣している移動献血車を使って、人の集まる博多駅前や天神地区などで活動を行っている。

 同協議会は、1990年に九州の学生らが統一で行った「九州一周学生献血キャラバン隊」を契機に精力的に活動しており、昨年は161人が呼び掛けに応じた。今年も総勢50人の学生らが浴衣や法被を着て、同世代の若者へ広く献血を呼びかける。

 協議会の学生メンバーは約2カ月前から、約30の企業から協賛を募ってきた。当日は、お菓子などの協賛品やラムネを献血者に提供するほか、氷の彫刻や学生サークルら約20人によるエイサーの披露、ダンスやジャグリングなども披露する。

 サポートする福岡県赤十字血液センターの池田さんは「学生の力はすごく大きい。この機会にぜひ献血してもらえたら」と協力を呼び掛ける。

 開催時間は10時~16時。エイサー=10時30分~・13時30分~、氷彫刻の作成=11時~・14時~、ダンス・ジャグリング=12時~・15時~。

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