はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町)で現在、博多人形をモチーフにしたイベント「四人の舞妓(まいこ)」展が開催されている。
九州を拠点に活動するデザイナーやイラストレーターなどの8人の若手クリエーターが「博多人形」に自由に絵付けした作品を展示する同展。「若い世代の人にも博多人形の魅力を知ってほしい」(イベント担当者)と企画した。
展示するのは、博多人形の枠にとらわれずにカラフルに彩った作品など32作品。「博多人形の歴史や伝統に胸を借りて、それぞれの作家が皆に興味を持ってもらえるような独創的な作品に仕上げた」と担当者。
会場と全国の作家のハンドメード雑貨をそろえる通販サイト「minne(ミンネ)」では、展示作品の販売も行う。「このイベントを通して、初めて自宅に飾る人形と出合っていただければ」とも。
開館時間は10時~18時。入場無料。今月30日まで。