中洲の会員制クラブ「ロイヤルボックス」のママで経営者の藤堂和子さんの半生が漫画化され、11月13日より電子書籍サイト「電子貸本Renta!」で先行配信されている。
福岡出身の藤堂さん。1971(昭和46)年に義姉の店であるスタンドバー「リンドバーグ」を引き継ぎ、人気店に育てたほか、会員制クラブ「ロイヤルボックス」など高級クラブの経営を始める。今年3月からは、「45年間、自分を育ててくれた中洲に恩返ししたい」と中洲大通りに桜の植樹を行う「桜de笑顔プロジェクト」なども手掛ける。
藤堂さんの著書「中洲通信『親子三代ママ稼業』」を原案に、「女帝シリーズ」などで知られる、倉科遼さん(原作)、和気一作さん(作画)の2人が漫画化。タイトルは「ごりょんさん~博多中洲の女帝 藤堂和子の物語~」。藤堂さんの祖母から女3代の波乱の人生を描く。
「実話だから照れくさい」と藤堂さん。「でも、自分がやってきたことがこうして漫画になって、とてもうれしい」と話す。「美人に描かれているから照れる」とも。
今後は複数のコミックサイトでも順次配信を予定。