劇団四季は6月24日より、キャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1)でミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を上演する。
舞台は第二次大戦中、ナチス占領下のオーストリア。マリア・フォン・トラップの自伝「トラップ・ファミリー・シンガーズ」と、それを基に制作されたドイツ映画「菩提樹」が原作となったミュージカル。ブロードウェーでの初演は1959年。翌年のトニー賞では作品賞、脚本賞などを獲得した。
3月5日に行われた会見には、マリア役の井上智恵さん・笠松はるさん、トラップ大佐役の芝清道さん・村俊英さんが出席、意気込みを語った。福岡県出身の村さんと芝さんは「福岡でのラーメンが楽しみ」。初めて福岡公演に参加するという大阪府出身の笠松さんは「福岡公演は他の団員に好評で、ずっと参加したかった場所。ワクワクしています」と期待を寄せる。
熊本県出身の井上さんは「子どものころ、阿蘇の草千里で(同作の冒頭シーンのように)大声で歌っていた」と話し、「愛にあふれたこの作品を九州の人に伝えられたら」と意気込みを見せる。
公演期間は6月24日~10月14日。料金は、S席=9,000円、A席=7,000円、B席=5,000円、C席=3,000円。ファミリーゾーンS席子ども(3歳以上小学6年以下)=4,500円、A席子ども=3,500円。一般発売は4月22日。