コース内容は、うどんや饅頭、博多織の発祥地である承
天寺、ういろうが伝来したという妙楽寺、茶と禅の道場として知られる円覚寺を巡る「禅コース」、空海が日本で最初に創建したお寺「東長寺」、鎌倉時代に捕えられた人魚が埋葬されたという伝説を持つ龍宮寺などを巡る「伝説コース」、飾り山笠が展示されている櫛田神社、明治中期の博多織の
織元「三浦家」の町家を移築復元し、博多織職人の実演が見学できる博多町家ふるさと館、博多の伝統工芸を展示しているはかた伝統工芸館などを巡る「祭・伝統工芸コース」、櫛田神社と東長寺、承天寺を巡る定番コース「寺社めぐりコース」の
4つ。そのほか、東長寺ではガイドが常駐し、福岡大仏や五重塔など境内を案内する定点案内も行っており、4月の1カ月間だけで約1000人が参加するほどの人気だという。
「福岡にはガイド組織が多いので、体験型や地元の人と関わるツアーなど、より博多を身近に感じることができるように工夫したツアーも企画中。ガイドの会を通じて、より一層の地域発展、活性化につながれば」と期待を寄せる。