福岡アジア美術館（福岡市博多区下川端3）あじびホールで10月5日、「飛び出せ海外へ！アジア太平洋ポスター展」が始まった。

　福岡空港整備促進協議会が主催しているもので福岡空港から国際線直行便が就航している韓国や中国、タイ、フィリピンなど9カ国・地域の観光PRポスターを福岡市内のデザインを学ぶ専門学校・高校生らが制作。修学旅行で撮影した写真などを使った自由な発想で学生らしい個性豊かな27作品が展示されている。

　専門学校九州デザイナー学院、総合学園ヒューマンアカデミー福岡、博多工業高校など9校が参加した。博多工業高校の教諭・柴田昌彦さんは「（デザインした作品を）なかなか発表する機会がないので、子どもたちの励みになったのでは」と話す。

　「海外旅行離れが進む若年層へのPRになれば」と同展担当の古賀みのりさん。「作品は、各観光局や観光協会との相談で実際の観光PRの材料としての使用も視野に入れていきたい」とも。

　開催時間は10時～20時（最終日は18時まで）。今月8日まで。