映画「クライマーズ・ハイ」-堤真一さん、尾野真千子さんら会見

記者会見にのぞむ(左から)尾野真千子さん、堤真一さん、原田眞人監督。

記者会見にのぞむ(左から)尾野真千子さん、堤真一さん、原田眞人監督。

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 ホテル日航福岡(福岡市博多区博多駅前2)で6月6日、この夏公開される映画「クライマーズ・ハイ」の会見が行われ、主演の堤真一さん、尾野真千子さん、脚本も手がけた監督の原田眞人さんが来福した。

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 未曽有の事故となった日航機墜落事故をめぐる、地元新聞社の全権デスク悠木(堤真一)と記者たちの壮絶な一週間を描いた作品。「突入せよ!『あさま山荘』事件」などの監督で、「ラストサムライ」ではハリウッドデビューも果たした原田眞人さんが指揮をとる。映画の原作は「半落ち」の著者でもある横山秀夫さん。自身も12年間新聞社に務め、日航機墜落事故の取材に当たっており、今回満を持しての映画化となった。

 会見で堤さんは「新聞社の見学に行ったり、クライミングには2カ月の練習を積むなど準備してきた」と話し、「監督は最初怖い印象だった。でも、それは映画が大好きで真剣だからで、役者が自由に生き生きと演じるのをこれほど望んでいる監督はそういない」と振り返った。原田監督も「毎回何かを発見させてくれる、セクシーで懐の深い役者で、とても刺激された」とも。また「例えば事故の一報が入った、『静から動』への部分だったり、ご遺族のことだったり、とにかく嘘がないように心がけた。編集局のキャスティングにエキストラはおらず、50人すべてに役がある」と誠実に作ってきたことを語った。

 大変だった部分を問われると、「社長室で(社長役の山崎努さんに)土下座したのに、無視されるところには、悔しさと辛さがありました」と笑いを誘う場面も。一方男ばかりの中でひときわ印象に残る演技を見せた尾野さんも「もともとサバサバしているほうだし、男の中にづかづか入っていくことを楽しませてもらった」と笑顔を見せた。

 同映画は7月5日より、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ほか全国の劇場で公開予定。

笑顔を見せる堤さん・尾野さん・原田監督(関連画像)「僕の彼女はサイボーグ」綾瀬はるかさん小出恵介さん会見(博多経済新聞)「ザ・マジックアワー」三谷幸喜監督、佐藤浩市さん来福(博多経済新聞)「隠し砦の三悪人」長澤まさみさん・宮川大輔さん会見(博多経済新聞)映画「クライマーズ・ハイ」公式サイト

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