映画「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督、スタジオジブリの星野康二社長、主題歌を歌うセシル・コルベルさんが会見を行った。
スタジオジブリの最新作「借りぐらしのアリエッティ」。人間たちの世界から、モノを借りて生活している古い家の床下で暮らす小人一家の姿を描く。原作はイギリスの児童文学「床下の小人たち」。
米林監督は同作が監督デビューとなる。「初めは(監督を)断ろうと思っていた」というが、「すべてが初めての経験で、戸惑いの連続だった」と振り返る。
セシルさんはジブリ作品が好きで「影響を受けたお礼に」とジブリに自身の最新CDを送ったことがきっかけで主題歌を手掛けることになったという。「自分の声とハープの音色が素晴らしい映像に合わせて見られるのは光栄」と話す。
「小人にとっての、人間の世界の巨大さを表現することに苦労した」と監督。「小人が借りてきたものにこだわりも。細かい点も見てほしい」とも。
同作は7月17日、ユナイテッドシネマキャナルシティ13などで公開。