来春開業する新博多駅ビル「JR博多シティ」外壁に同ビルの顔となる「大時計」が設置され、7月1日、報道陣に大時計の裏側が公開された。
大時計は、地上25メートルの同ビル5階部分の大博通り側の壁面に設置。長針3.6メートル、短針2.2メートルで直径は約6メートル。指針や文字盤はLED内照。デザインは、九州新幹線「つばめ」などのデザイナー・水戸岡鋭治さんが手がけた。
5階フロアの壁面は横25メートルのガラス面となっており、フロアからは時計の裏側が見られる構造となっている。「裏側から見られるのは珍しい」と博多駅ビル事業本部の江崎史隆さん。同フロアには、ファッション雑貨やカフェが出店予定で「大博通り、博多港を一望できるガラス面を生かした内装にしたい」という。
江崎さんは「博多の顔となるように、愛称なども今後検討していきたい」とも。時計の稼働開始日は未定。