博多に今秋、オープンする長崎県の長崎、佐世保、雲仙3市のアンテナショップの名称が決定した。
今年1月より店舗愛称を募集し、集まった46人105点の名称の中から選ばれたのは「長崎・佐世保・雲仙ゆめ市場 キトラス」。「来ていらっしゃる」の意味の方言「来とらす」から由来し、「たくさんの人でにぎわう場所になってほしい」と名付けた長崎県稲田町に住む主婦の案が採用された。
オープンは10月2日。出店する場所は、博多区上川端町のふくぎん博多ビル1階。延床面積は95.77坪。催事や観光をPRするイベントゾーン、佐世保バーガーなどの名物を実演販売するテークアウトコーナー、3市の旅行商品の企画・販売を行う観光ツアーデスク、特産品をそろえる物販ゾーン、長崎直送の魚を中心としたメニューを提供する飲食ゾーンと、店内は大きく4つのゾーンで構成する。
運営事業者も決まり、物販・飲食は居酒屋「雑魚屋」などを運営する「庄屋フードシステム(庄屋グループで申請)」(長崎県佐世保市)、観光交流はトラベルアイ福岡(中央区警固2)が手がける。
来場者は年間13万人、売り上げは今年度8,600万円、来年度は1億8千万円を見込む。