JR九州は3月17日、2011年春の開業を予定する新博多駅ビルの名称が「JR博多シティ」に決まったと発表した。
「新博多駅ビルの誕生で、博多が福岡・九州・アジアとともに発展する一翼を担いたい」(同社)との思いを込めたという。同ビルは地下3階~地上10階建て、延べ床面積は約20万平方メートル。九州初出店の「東急ハンズ」、シネコン「ティ・ジョイ」を核に約200店舗が入る「アミュプラザ博多」、九州初進出の百貨店「博多阪急」、飲食街の「博多1番街」の3施設で構成する。
3階にはエフエム福岡のサテライトスタジオ、9階には演劇やコンサートなどを行う多目的ホール「JR九州ホール」(680席)、屋上にはオープンステージや田植えが体験できる水田などを備えた屋上庭園「JR博多シティつばめの杜ひろば」を設ける。
シンボルマークは、「+(足す)」で構成される「博」の漢字を基に、「和」を意識したデザインにしたという。