今年4月より全面改装を行い、10月23日にグランドオープンする博多駅のショッピングセンター「博多デイトス」が10月19日、報道陣向けに公開された。
同館は1975(昭和50)年に創業。改装は1990年以来19年ぶり2度目。延べ床面積は約2万2,000平方メートル、店舗面積は約8,200平方メートル。
改装後は、地下1階をレストランフロア「あじわいすとりーと」、1階は立ち飲み居酒屋などを集めた「博多ほろよい通り」、明太子などの土産物を集めた「みやげもん市場」、2階には博多とんこつラーメンをはじめとする麺類を集めた「博多めん街道」など計6つのゾーンが登場。ユニクロの駅小型店など九州初14店、新規61店舗を含む計135店舗がそろう。
地下1階には、抽選会やライブイベントなどを行うイベントスペース「SMILE(すみれ)広場」を開設したほか、地下1階・1階には2011年に開業する阪急百貨店との通用口も設ける予定。地下1階の女性用トイレには授乳室、パウダールーム機能も設け充実させた。
改装投資総額は約40億円。今年度売り上げは約40億円、来年度は約100億円を見込む。