明太子の製造・販売を手掛ける山口油屋福太郎(福岡市南区)は8月1日、辛子明太子100%で作ったジャーキー「めんたいジャーキー めんちゃる」を博多駅や福岡空港、直営店などで発売した。
以前より、多くの客から「常温でも食べられるめんたいが欲しい」という要望が寄せられていたといい、食感を残すための乾燥時間の調整など、製造部門と約8カ月の施策を重ね完成にこぎ着けた。商品名の「めんちゃる」は「めんたい」+「チャルケ(南米先住民のケチュア語でジャーキー)」から作った造語で、かんでいくにつれ明太子の味がする食感だという。
「駅や空港などで、お土産として手軽に買えるように」(企画担当者)と低価格に設定。また酒のつまみ以外にも、お茶漬け、サラダのトッピング、チャーハンなど料理のレパートリーとしても提案。「既存の商品以外にもユニークな商品をつくっていきたい」(同)と話しており、今後もお菓子などの販売も検討しているという。
20グラム入りで価格は315円。JR博多駅や福岡空港内の売店のほか、同社直営10店舗とホームページなどの通販でも販売している。