福岡県警は5月9日、2008年のゴールデンウィーク(4月26日~5月6日)の主要行楽地の人出を発表、博多どんたく港まつりの人出を、昨年より10万人多い220万人と発表した。
県警によると、昨年より2日長いゴールデンウィークとなった4月26日~5月6日までの11日間で、福岡県内の主要27カ所の人出は昨年より17万人多い361万人で、うち博多どんたく港まつりは5月3日・4日の2日間で昨年より10万人多い220万人だった。
期間中、県警は約900人の警備体制で臨んだほか、自主警備員は延べ1万2,000人にのぼったが、雑踏事故はなかったという。気象庁によると博多の最高気温は3日は26.2度、4日は29.3度を記録するなど厳しい日差しに見舞われたが、今年はディズニーパレードのほか、西鉄バスの新デザイン車両もお披露目があったほか、NPOアジア太平洋こども会議や他都市どんたく隊も多数参加し、バラエティーに富んだパレードとなった。会場となった呉服町から福岡市役所までの約1.2キロメートルの沿道は大観衆で埋まった。
前夜祭では、ミス福岡の選出や八代亜紀さんによる歌謡ショーで福岡国際センターが満員になったほか、博多駅本舞台では水前寺清子さんのステージやドラリオンのデモンストレーション、お笑いコンビのザ・たっちがステージを行うなど、過去最高の631団体、約3万4,000人が参加したどんたくで、博多の街は熱いゴールデンウィークとなった。
どんたくと同じ220万人の予想を見込んだ青森県の「弘前さくらまつり」は、桜の早咲きもあり4日間前倒しで「準祭り」を行った結果、4月19日~5月5日の18日間で292万人、ゴールデンウィーク期間中は167万人となった(青森県警)。ディズニーパレードが5日に行われた、5月3日~5日の「ひろしまフラワーフェスティバル」は昨年より7万9,000人多い165万5,000人(広島県警)だった。
どんたく広場でミッキーとミニーがキス(関連画像)どんたくを祝う花自動車(関連画像)前夜祭で選ばれた第38代ミス福岡(関連画像)ホテル日航で行われた、伝統行事「稚児舞」(関連画像)パレードで初披露された新デザインの西鉄バス(関連画像)