福岡アジアファッション推進会議(福岡市博多区博多駅前3、福岡商工会議所内)は6月19日、ホテルオークラ福岡でフォーラムを開催し、「福岡アジアコレクション(FACo)」を今年に引き続き来年春にも2回目を開催することを発表した。
同会議は、全国でも有数のアパレル産業の拠点でもある福岡を、官民連携でアジアのファッション拠点にすることを目指すもので、今年3月に初のコレクションを開催。会場となった福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)に7,115人を集め、話題となった。
フォーラムでは企画運営委員長の吉原一雄さんから、初開催後すでに東京ガールズコレクション、渋谷コレクション、神戸コレクションと並び4大コレクションとして位置付けられるほど反響があったことなどを報告。今秋にも楽天でのインターネット店舗開設するほか、将来的には九州やアジアにもリアルショップを展開したいとの考えを明らかにした。
また地元福岡から参加したブランドのうち市内5社が今コレクションの成果を発表、それぞれの取り組みやコレクション後の反響、今後の課題や要望を発表し、実際に商品の販売に結び付けていく方法を提案した。
来年3月21日には福岡国際センターで「福岡アジアコレクション-2010 SPRING-SUMMER-」を開催する予定。今年7月にもファッションのセミナーや交流会を開催するなど活発な動きを見せるほか、タレント・モデル部門、一般部門、新人デザイナー部門の3部門で出展ブランドを募集、来年のコレクションに向け早くもその準備をスタートさせている。