博多織元・岡野(筑紫郡)が運営する博多織専門店「きもの 博多一十」(福岡市博多区中洲5、TEL 092-283-8111)は6月7日から、「浴衣着かた教室」と「半巾帯結びかた教室」を始める。
同店では昨年から、和の文化や着物について知識を深める「結びの学校 和の教室」を随時開催してきたが、夏を前に「自分で着られないから着ない、という方に着ていただけるきっかけになれば」(同店スタッフの田中えり子さん)と企画。昨年も「独学の本で見るより分かりやすい」と好評で、今年は期間を大幅に延ばして実施することになった。
教室では細かく指導できるよう少人数で対応し、半巾帯の結び方はベーシックな「カルタ結び」を教える。また「半巾帯結び型教室」では、結び方のバリエーションをより詳しく習得したい客向けにリクエストに応える形で2種類の結び方をレクチャーする。
田中さんは「特に20~30代の方が、着物を着たいという人は増えている印象。浴衣は特に親しみやすく、実践で覚えることによって1回で着られるようになる」と話し、「特に若い人たちが着物を着る入口になれば」とも。
開講時間は毎週日曜の14時~15時30分(浴衣着かた教室)、16時~17時(半巾帯結び方教室)。受講料は浴衣着かた教室=500円、半巾帯結び方教室は無料(別途、結びの学校の入会金3,000円が必要)。8月9日まで(不定休有)。男性にも随時対応する。