ベイサイドプレイスで「電車とバスのおもちゃショー」-博多の模型会社が企画

鉄道・バス模型やグッズの展示販売のほか、家族連れで楽しめるコーナーも。

鉄道・バス模型やグッズの展示販売のほか、家族連れで楽しめるコーナーも。

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 ベイサイドプレイス博多埠頭(福岡市博多区築港本町)で5月2日から、「九州 電車とバスのおもちゃショー どんたくスペシャル」が行われる。主催は鉄道やバスの模型の製造販売を行っているワンマイル(福岡市博多区博多駅東3)。

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 大手が作らない地元で運用された車両を中心に製造する同社は今年1月、初めてのイベントを開催。家族連れを中心に3日間で約8,000人が来場する盛況ぶりを見せた。今回は、内容をボリュームアップし、ゴールデンウィークに開催することを決めた。

 展示では、細部まで再現した福岡の顔と呼べる西鉄一般路線バス「赤バス」や、2005年に開業した福岡市営地下鉄七隈線の小型リニア地下鉄3000系のディスプレーモデルをはじめ、西鉄の旧型車両やJR九州の高速バスなどを展示・販売。Nゲージの鉄道模型やジオラマも数を増やし、展示販売を行う。また他メーカーとも協力し、さまざまな鉄道・バスグッズを扱う。

 ほかにもJR九州の高速バス「RED LINER」の体験乗車や、市営地下鉄のマスコット「ちかまる君」、西鉄ICカード「nimoca」のキャラクターであるフェレットの着ぐるみも登場。家族連れの集客を図る。

 同社取締役企画部長の手嶋康人さんは「以前は鉄道模型というと、いわゆるマニア向けの深く狭い領域という感じだったが、昨今の鉄道ブームで、一般の人との垣根がなくなってきている」とし、「福岡は首都圏や他地域に比べ、公共交通機関への関心は低め。交通機関の発展は必ず街の発展へとつながるので、この機会に家族連れやお子さんに興味・関心を持ってもらいたい」と話す。「会場まではぜひ公共交通機関で」とも。

 開催時間は10時~18時。入場料は、大人=500円、小学生=300円、6歳以下無料。5月10日まで。

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