博多駅・筑紫口に近いNTT博多ビル(福岡市博多区博多駅東2)東館1階に3月31日、同系列で初となるトラットリアを併設した「シアトルズベストコーヒー 博多筑紫口店」(TEL 092-432-8577)がオープンする。運営は九州全域で洋食系のフランチャイズ事業を行う、ジェイアール九州ファーストフーズ(博多駅東1)。
同社はこれまで駅構内や駅ビルをはじめ、市中店舗やショッピングセンターにミスタードーナツやモスバーガー、サブウェイなど49店舗を展開、今店舗で50店舗目となる。「フランチャイジーとしてもさまざまな需要に合わせたオリジナル性を」と、昨年7月にオープンした「ケンタッキーフライドチキン 小倉中央店」(北九州市)では、外壁をブラックに、内装もシックに統一した店舗をオープン。さらに、フリースポット化したところ利用客が次第に増え、現在ではフリースポットの利用者ランキングにも名を連ねる店になった。
今回の出店ではさまざまな本部の基準をクリアし、イタリアンレストランバーを併設するという初の業態で展開。同社展開店でフリースポットを導入する2号店となる。
店舗面積は35.8坪、テラス22席、店内43席の計65席。カウンターには電源コンセントを備える。付近にビジネスビルが立ち並ぶオフィス街のランチ激戦区とあり、ターゲットを20~30代のOLに設定。各種ランチセットを800円からそろえる。シアトルズベストコーヒーの通常メニューに加え、これまでのフランチャイジー経験から約3カ月をかけて開発したオリジナルメニューのパスタ単品(1,000円)やピッツァ(700円~)、リゾット(700円~)などのイタリアンメニューも提供。さらに、パンコーナーを広くとり、ヒーシュタントのパン常時20種類を用意する。
仕事帰りの利用も見込み、カシスやマンゴー、ストロベリーなど全5種類のフルーツビア(各450円)、カンパリ、ラズベリーなどのスプラッシュ(各450円)なども提供する。
同社SBC事業部課長の右田佳津穂さんは「ファストフードのシアトルズベストコーヒーとしてできることを、さまざまな展開でアピールし、受け入れていただける形を作っていければ」と話す。
営業時間は、平日=7時30分~22時、土曜=9時~21時、日曜・祝日=10時~20時。17時まではテラス席以外は禁煙。4月2日までは、500円以上の利用客にマグカップを進呈する。