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九産大イラストレーションデザイン専攻有志、福岡アジア美術館で卒業制作展

福岡アジア美術館で開催している「九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科イラストレーションデザイン専攻卒業制作有志展」の会場

福岡アジア美術館で開催している「九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科イラストレーションデザイン専攻卒業制作有志展」の会場

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 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)交流ギャラリーで1月23日、九州産業大学芸術学部ビジュアルデザイン学科イラストレーションデザイン専攻4年生の有志学生による卒業制作展が始まった。

プロジェクターを使った作品など

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 同専攻の学生が昨年4月から約8カ月間かけて制作した作品を展示する同展。2月に学内で行われる卒業制作展と別に、より多くの人に作品を見てもらえる機会を作ろうと4年生の永田莉子さんが企画した。同専攻の学生5人も協力し、集まった有志20人の作品を展示する。

 展示作品は、アンリ・マティスの絵画を輪ゴムと古着を使って半立体で表現した邵華綺さんの作品「絵画への興味を誘うための表現方法の研究~アンリ・マティス~『ダンスII』」~、太宰府市の神社や寺を楽しく知ることができる原田真衣さんの「だざいふスタンプラリー」、日本の郷土玩具を紹介する図鑑とグッズなどを制作した善皇太朗さんの「郷土玩具彙」、阪本陽南さんの「日本の歴史・文化をモチーフとしたネイルチップ」、酒賀日奈子さんの「PRIMAL LOG~創世神話を基にしたWeb図鑑の制作~」、自己愛をテーマにアクリル板に半透明の絵具で描いた永田莉子さんの「自己愛」や、オリジナルキャラクターを用いたイラスト・立体作品、プロジェクターで影絵を作りアクアリウムを表現する作品、宮崎の食べ物を描いた点描画など、さまざまな作品が並ぶ。

 永田さんは「大学4年間の集大成である卒業制作を福岡アジア美術館で展示することができ、とても光栄。さまざまな表現技術・表現メディアを活用した色とりどりの作品を楽しんで見てもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は9時30分~18時(金曜・土曜は20時まで、最終日は16時まで)。入場無料。今月28日まで。

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