博多デイトス開業50周年記念イベントが1月10日に始まった。
1975(昭和50)年3月10日、山陽新幹線の岡山駅~博多駅間が開業し全線開業となった同日に誕生した商業施設「博多デイトス」。博多駅筑紫口側、「JR博多シティ」内の地下1階~2階に位置し、飲食店や土産店などが営業している。施設名の「デイトス」にはラテン語の「神々しい」という意味や、「アップトゥーデート(最新の)」「デートする人たちが出会う街」という意味が込められている。同施設は3月10日で50周年を迎える。
1月10日10時から、50周年のティザーイベントを実施。同施設1階みやげもん市場前で、JR西日本・JR九州の両博多駅長とJR博多シティ常務が、記念商品を500人の来館者へ限定配布した。配布した記念商品は、山陽新幹線全線開業50周年ロゴと、博多デイトス50周年ロゴが入った、「石村萬盛堂」の「釜掛の松」(1,080円)、「福太郎」の「めんべいファミリーセット」(1,110円)、「博多中洲 味の明太子(めんたいこ)ふくや」の「缶明太子 油漬け」(756円)のいずれか1つ。
JR博多シティの鮓本敬太常務は「足元が悪い中で来てくださったお客さまに喜んで記念商品を受け取ってもらえ、さらに頑張ろうと元気をもらえた。福岡も大きく再開発が進んでいる中、この博多デイトス50周年をきっかけにさらに福岡の街を盛り上げていけるように取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。
50周年記念イベント開催期間中、同記念商品を博多デイトス店のみで販売する。このほか、博多デイトスで販売する土産商品を詰め合わせた特別セットを用意(2月28日~)するほか、博多デイトスの対象飲食店で特別メニューとセットメニューを提供(2月10日~)。博多デイトス内の店舗で1会計2,000円以上の買い物で参加できる抽選会(3月1日~)なども予定する。
博多デイトスでは現在、16年ぶりの大規模リニューアルとして「みやげもん市場」を改装中で、今年春ごろの完成を目指す。
営業時間は各ショップにより異なる。3月10日まで。