カフェ「NOOICE hakata(ノイス・ハカタ)」(福岡市博多区博多駅前3、TEL 092-409-3939)がオープンして、11月28日で1カ月がたつ。
オーストラリア・メルボルンスタイルのコーヒーやフードを提供する同店。社長の佐藤健一さんが、数年間住んだオーストラリア・メルボルンのカフェ文化を伝えようと、2020年2月福岡・中央区今泉に1号店をオープンした。店名について、佐藤さんは「オーストラリアの訛(なま)りで『nice』をノイスと発音する。さらに『o』を増やして『ノーイス』と言い、驚きや感動を表現する。そんな驚きや感動を感じてもらえるようなカフェ文化を日本で広めたいと思い名付けた」と話す。メルボルンではカフェで朝食を取ったり、コーヒーを飲んだりすることが習慣化されているという。「イタリアからの移民が多かったこともあり、独自のコーヒー文化が生まれ育った」とも。同店は2店舗目で、博多エリアへの出店は初。店舗面積は約19坪。席数は、テーブル=16席、カウンター=2席、ベンチ=4席。
エスプレッソを水か湯に落とすコーヒー「ロングブラック」(450円)、エスプレッソに泡立てたスチームミルクを注いだコーヒー「フラットホワイト」(500円)などを用意するほか、子ども限定でフォームミルクにココアパウダーをかけた「ベビーチーノ」を無料で提供する。
朝食・昼食メニューを中心に、フード8種、スイーツ11種、ドリンク19種をそろえる。フードのラインアップは、アボカド、ポーチドエッグ、ベーコン、トマトなどにビーツとカシューナッツのソースを添える「スマッシュドアボカドトースト」(1,280円)、ライ麦パン、スマッシュドアボカド、ベーコン、サラダ、ローストトマト、ハッシュドブラウン、卵料理付きの「ビッグブレッキープレート」(1,480円)など。いずれもオーストラリアのカフェでは定番メニューだという。スイーツは、「ブリュレパンケーキ」(1,280円)、「クリームチーズハニープリン」「抹茶黒蜜プリン」(以上680円)などをそろえるほか、同店限定でミニサイズのパンケーキ(780円~)も用意する。
佐藤さんは「オーストラリアのカフェ文化を知らない方も多い。コーヒーだけでも一度気軽に飲みに来てもらえたら」と呼びかける。
営業時間は8時~17時。