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博多にふくや運営の食品スーパー「たべごろ百旬館」2号店

「たべごろ百旬館 空港店」外観

「たべごろ百旬館 空港店」外観

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 食品スーパーマーケット「たべごろ百旬館 空港店」(福岡市博多区榎田1、TEL 092-292-2982)がオープンして、11月14日で2カ月がたった。

鮮魚コーナー

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 「たべごろ百旬館」は、めんたいこの製造・販売などを行う「ふくや」(博多区中洲2)が経営する食品スーパー。「選べる!見つかる!味わえる!」をコンセプトに、1997(平成9)年に「たべごろ百旬館 渡辺通本店」をオープンした。空港店は本店に次ぐ2号店となる。売り場面積は983平方メートル。

 空港店をオープンした背景について、同社食材営業部販促・PR担当のアシスタントマネジャー・池田衣月子さんは「本店は天神エリアなので、博多方面や糟屋、志免、東区などのお客さまに向けても展開したいという思いがあった」と話す。空港店は1階に売り場を設け、「鮮魚コーナー」「ちりめん・魚卵コーナー」「出汁(だし)コーナー」「西洋食品コーナー」などを設けるほか、冷凍食品、総菜、精肉、菓子、野菜などをそろえる。2階には1階で購入した弁当、すしなどを食べることができるフリースペースや総菜などの製造スペースを設ける。

 店のメインとなる「鮮魚コーナー」では、当日水揚げされた鮮魚数十種類を対面販売し、職人が客の目の前で魚をさばく。店内中央に鮮魚専用の総菜売り場を設け、さばいた素材を使ったすしや海鮮丼、刺し身などを販売。空港店限定で、サーモン、ホタテ、イカ、本マグロなど、好きなすしを1貫から選べる「寿司(すし)バイキング」コーナーを用意する(1貫120円)。「ちりめん・魚卵コーナー」では、めんたいこや北海道産いくらをはじめ、常時3種類の国産ちりめんを販売。

 このほか空港店限定のコーナーとして「出汁コーナー」「西洋食品コーナー」を設ける。出汁コーナーでは、その場で削った出来たてのかつお節5種類とマグロ節1種類を販売する(100グラム480円~、販売は50グラムから可)。日替わりで、削りたてのかつお節で取っただしの試飲も行う。西洋食品コーナーでは、紅茶、パスタ、ワイン、チーズなどをそろえる。チーズは「パルミジャーノ」など定番をはじめ、「レッドフォックス」や「ゴーダトリュフ」なども用意し、客の希望に合わせてホールチーズのカットも行う。コーナー内には焙煎(ばいせん)機を設置し、焙煎したコーヒー豆を販売するほか、その場でコーヒーを飲むこともできる。

 池田さんは「職人がその場でさばく鮮魚の対面販売をはじめ、削りたてのかつお節やいれたてのコーヒーの香りなど、五感で楽しんでもらえる空間になっている。買い物の時間を特別な体験に感じてもらえたら。今後は食育イベントなども計画しているので、体験型のスーパーに、ぜひお越しいただければ」と話す。

 営業時間は9時~19時。

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