ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町)で1月30日、旅行エージェントを集め鹿児島県と同県内7地区の観光プロモーションイベントが開かれた。
ドラマ「篤姫」の大ヒットで注目を集めた同県では「本物。鹿児島県」をメーンコピーに、九州新幹線全線開通を見据えた大規模なPRを行っていく。2月1日からホテルや旅館などで「ひな御膳」「ひなスイーツ」などの提供を始めたほか、肥薩線全線開通100周年を記念した4月のSLの復活、同県の離島でしか見ることのできない7月の皆既日食などのイベントが目白押し。他にも指宿の菜の花マラソンや霧島の足湯、鹿屋バラなど、それぞれの地区の見どころをPRしていた。
プロモーション終了後は料理を用意し、エージェントや各地区担当者らが昼食を取りながら積極的に意見交換を行ったほか、ロビーでは奄美出身の島唄グループ「あまみ紬人(つむぎんちゅ)」がロビーコンサートを行うなど、館内は鹿児島一色に染まった。
併せて、同ホテルのレストラン7店舗は今月から、鹿児島県と南国鹿児島の物産と観光展実行委員会の後援を得て「鹿児島フェア」を行っている。各店では、鹿児島の代表的な食材である鹿児島黒牛、さつま地鶏、キビナゴなどを使ったオリジナルメニューを用意する。
フェア期間中、和食堂「山里」=鶏飯ランチ(2,500円)、鉄板焼「さざんか」=鹿児島特選ディナー(12,600円、サービス料別途)、カフェテラス「カメリア」=ゆくさかごっまフェア(1,200円~)、「バロン オークラ ワインダイニング」=「La Kagoshima~菜の花紀行~」(10,500円、サービス料別途)、中国料理「桃花林」=鹿児島アラカルト(1,890円~)、「オークラ ブラッスリー」=ディナービュッフェ「おじゃったもんせ鹿児島」(3,800円)、カフェ「ボーヴェルジェ」=わっせうまかプレート(1,680円)を提供。今月28日まで。