博多全日空ホテル(福岡市博多区博多駅前3、TEL 092-471-7111)は4月1日から、同ホテル内の中華料理店「桃李」で、世界三大珍味のフォアグラ・トリュフ・キャビアを使った料理の提供を始め、話題を呼んでいる。
コースの名前は「世界三大珍味 桃李コース」。内容は、「トリュフ入りフカヒレの蒸しスープ」「海老と野菜のそぼろ炒め キャビア添え」「フォアグラと牛舌のミルフィーユ仕立て 豆豉ソース」「春雨とワタリ蟹の煮込み」「フォアグラと海鮮の中華風茶碗蒸し」のほか、春の食材冷製盛り合せ、イカとネギ入りスープそば、デザート盛り合わせの8種類。
同ホテル支配人と調理長が、洋食で使われることの多い素材を中華料理でも提供できないかと検討を重ね、今回の同コースを実現した。料理にはフォアグラやトリュフもふんだんに使われ、試食したスタッフらも驚いたという。
今回のコースでは、比較的年配客の利用も多く、「『これだけ入っていてリーズナブル』という声も聞かれる」と話す同ホテル広報担当者。「味はもちろん、盛り付けも華やかに演出した。特別なシーンでご利用いただければ」とも。
同コースの料金は11,550円(2人から)。各料理は、単品でも用意しているほか、コースでは提供されない「フォアグラと季節フルーツの甘酢ソース和え」(4,000円)も好評だという。
ディナーの営業時間は17時~21時30分。5月31日まで。6月からは毎年好評の「鮑コース」の提供も予定している。