鹿児島で黒豚生産を営む佐藤牧場(鹿児島県霧島市)は11月28日、博多リバレイン イニミニマニモ(福岡市博多区下川端町)5階に自社初となる飲食店をオープンする。
同牧場は、佐藤精肉店として食肉製造業・食肉処理業を行うほか、1977年から牧場経営を始めた。プライベートブランドである「霧島六白」は西原商会などの大手卸を通してホテルや飲食店に納入されているという。同所で営業していた料理店にも一部商品を卸していたこともあり、今回飲食店の開店に踏み切った。
営業面積は24坪で、店内は座敷・テーブル合わせて40席。主なメニューは「黒豚しゃぶしゃぶ」(2,680円)や「黒豚ヒレカツ定食」(1,880円)、さつま若しゃもを使った「若しゃもしゃぶしゃぶ」(2,880円)などで、「このクラスの肉では非常に安く出している」(牧場主で同店代表の佐藤公亮さん)という。ランチでは黒豚バラ焼き(980円)など6種類で、随時メニューの追加を検討している。客単価は3,000円を見込む。
佐藤さんは「牧場が出している、正真正銘の産地直送の味をぜひ食べてみて判断していただきたい」と自信を見せる。
営業時間は、ランチ=11時~14時(ラストオーダー)、ディナー=17時~22時(ラストオーダー)。