中洲地区の地元自治組織「中洲町連合会」(福岡市博多区上川端町)は4月1日から、防犯カメラの運用を開始した。カメラを設置したのは中洲大通りの全4カ所15台で、国が400万円、福岡市が600万円、連合会が600万円を負担し、2004年からの構想がようやく実現した。
昨年11月に行われた「歓楽街サミットin仙台」では札幌・薄野、仙台・国分町、新宿・歌舞伎町の地域関係者が集まり、歓楽街の安全を話し合うなど連携を深めていた。防犯カメラの有効性が実証されたことや、市民への理解度の高まりもあり、今回の運用を決めた。画像は1週間保存され、警察からの情報開示手続き以外では一切公開されないという。
連合会では県警、福岡市と協力し、違法客引き撲滅パトロールを総勢150人を動員し、月1回行っている。1992年~2004年に発行していた中洲新聞も3月に復刊し、商工会に加盟する店舗などに配布。安心・安全なまちづくりへの取り組みを訴えていく。
連合会では今後もカメラの増設を検討しているという。
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