「福岡県庁アビスパ応援団」発足-県を挙げて応援へ

監督や選手の決意表明に、団員となった県職員らは歓声を送ったほか、ロビー2階からも多くの職員が見守っていた。

監督や選手の決意表明に、団員となった県職員らは歓声を送ったほか、ロビー2階からも多くの職員が見守っていた。

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 福岡県庁(福岡市博多区東公園)で10月30日、同庁の職員らで組織する「福岡県庁アビスパ応援団」の発会式が行われ、同チームの篠田善之監督やキャプテンの布部陽功選手らが出席し、多数の職員がロビーに集まった。

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 きっかけは、昨年県議会の議員らで立ち上げた「県議会アビスパ福岡を応援する会」。現在は議員ら54人でサッカーチームも作っており、市中心でなく、県域から幅広く応援する目的で応援団の設立に至った。アビスパの都筑興社長が「近い将来、日本一のクラブになれるよう頑張るので、ご支援、応援をたまわりたい」と話すと、名誉会長を務める麻生渡福岡県知事は「福岡に来て13年の同チームを、県を挙げて応援していきたい」と激励した。

 ロビーに集まった職員は約250人。篠田監督が「今期残り3試合をとにかく頑張る。J1の昇格を目指し、福岡に根づいた、皆に誇れるようなクラブにしたい」と決意表明すると、チームカラーであるネイビーブルーのユニホームを着用した団員らから拍手や声援が飛んだ。

 今後同応援団は職員らに呼びかけ、団員を1,000人程度まで拡大していくほか、レベルファイブスタジアム(東平尾公園2)で行われる今期の残りのホームゲームに応援に駆け付ける。来期以降も団員を通して、県を挙げてチームの応援を呼び掛けていく。

 アビスパは今期の残り試合は、11月23日・12月6日=レベスタ、11月29日=山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場。12月6日の最終戦では、レベスタで700インチの大型スクリーンのお披露目が行われる。

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