T・ジョイ博多(福岡市博多区博多駅中央街)で9月9日、ハリー・ポッター新シリーズとなる映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の公開を記念したファンイベントが開かれた。
同作は、ハリー・ポッターシリーズの作者J.K.ローリングさんが原作・脚本を手掛ける、魔法の世界を舞台に描いた新シリーズ。
会場には、ハリー・ポッターシリーズをはじめ、「スター・ウォーズフォースの覚醒」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など数々の作品の小道具の製作を手掛けた同作の造形美術監督のピエール・ボハナさんが登場。実際に撮影に使った、同作の主人公ニュート・スキャマンダーのトランクや杖(つえ)などの小道具を披露し、「杖は魔法使いの性格がにじみ出るような作りを心掛けている」「トランクは当時の既製品を再現し複数作っている」などの製作エピソードを紹介。集まったファンを沸かせた。
「ハリー・ポッターシリーズのスタッフは家族のような存在。またJ.K.ローリングさんの世界の映画に参加できて光栄」とボハナさん。「作る方も楽しいが、皆がこのように作品を大事にしてくれていることも本当にうれしい」とファンの声援に応えていた。
同作は11月23日公開。