博多座(福岡市博多区下川端町2)の5月「宝塚歌劇宙組公演」に先駆けて、宝塚歌劇宙組のトップスター・朝夏まなとさんと娘役・実咲凜音さんが福岡を訪れ、公演に向けて意気込みを語った。
朝夏さんは佐賀県出身。当時配属されていた花組で2005年に新人公演初主演。2012年に宙組へ移り、昨年トップスターに就任した。実咲さんは、2012年に花組から宙組へ移り、トップ娘役に就任。昨年より朝夏さんの相手役を務めている。
演目は、オペラ「アイーダ」を宝塚バージョンの脚本と演出で披露する「王家に捧(ささ)ぐ歌-オペラ『アイーダ』より-」。2003年に星組で公演し、昨年6月に朝夏さんと実咲さんの新トップコンビの宝塚大劇場お披露目公演として12年ぶりに再演された。
博多座への出演は3度目という朝夏さん。「音楽学校時代は観客として見に来ていた」と明かし、「今回地元九州の舞台にトップとして立ててうれしい」と笑顔を見せる。
同作は新トップコンビお披露目公演の演目でもあり、「思い入れが強い」と2人。朝夏さんは「宝塚を見たことない方もオペラ好きの方も気軽に見に来てほしい」。実咲さんは「素晴らしい作品。宝塚ならではの華やかなステージ、衣装を楽しんでいただければ」と話す。
料金は、A席=8,800円、特B席=7,800円、B席=6,200円、C席=4,000円。公演は5月5日~5月28日。