福岡商工会議所(福岡市博多区)は3月27日、「福岡アジアファッション拠点推進会」の設立総会をグランド・ハイアット福岡(博多区住吉)で開催した。同組織は全国でも有数のアパレル産業の拠点でもある福岡を、官民連携でアジアのファッション拠点として実現を目指すもの。
総会には商工会議所や福岡県、福岡市のほか、ファッション業界の関係者ら300人以上が参加。冒頭で麻生渡福岡県知事は「福岡のアパレル産業は500社・8,000人の労働者がおり、売上高は年約1,000億円に上る。若者文化の発展著しいアジアのファッションの中心になるよう、積極的に活動していこう」と呼び掛けた。また、同組織の会長に選出された商工会議所の河部浩幸会頭は「ファッションは人々を若々しくさせる。福岡はファッション意識が高く、拠点となるには最適だ」と話す。
この後、2002年から開催されている「神戸コレクション」の事例を同コレクションの高田エグゼクティブプロデューサーらが解説。地元の若手デザイナーらによるファッションショーも行われ、タレントのスザンヌさんや相沢真紀さんらがゲスト出演した。
今後は、「福岡アジアコレクション(仮称)」の開催や、ファッションコンテスト、人材の育成など多岐にわたって展開していく予定。
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