はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町)で1月16日、企画展「太宰府ゆかりの小倉百人一首の歌人たちならびに博多人形作家協会秀作展」が始まった。
博多人形商工業協同組合と博多人形作家協会が主催する正月企画。紫式部や清少納言、菅原道真など太宰府にゆかりのある百人一首の歌人をモデルに手掛けた博多人形をはじめ、同協会の人形師の自信作35点が展示されている。
「装束の細かい柄も再現。百人一首の世界を楽しんでいただければ」と同協会の川崎修一会長。
会場では黒田官兵衛の一生を博多人形で再現した作品「軍師官兵衛見参全十景」も展示し、にぎわいを見せている。
開館時間は10時~18時。水曜休館。入館無料。今月28日まで。