一蘭(福岡市博多区中洲5)は7月11日、香港にラーメン店「一蘭香港コーズウェイベイ店」をオープンする。海外初出店。
同社は2007年に立ち上げた米国に続き2社目となる、香港現地法人「ICHIRAN Hong Kong Ltd.」を昨年10月に設立。「香港はアジアの中心地であり、外食比率も高く、ラーメン市場も出来上がっている」(広報の大金倫子さん)と出店を決めたという。
場所は商業施設や飲食店などが並ぶ観光エリアのコーズウェイベイで、店舗面積は190.95平方メートル。「本物のとんこつラーメン、本物の一蘭をそのまま海外に届けたい」」と、主要食材は日本から空輸で運ぶほか、国内店同様に全席を「味集中カウンター」とし、36席を設ける。
メニューは、天然とんこつラーメン(89ドル)、替え玉(19ドル)、半替え玉(15ドル)、半熟塩ゆで卵(12ドル)など。客単価は約110ドル、初年度売り上げは約3億6,000万円を見込む。
「香港は、あと2店舗程度は出店の見込みがある」(大金さん)とし、すでに法人を立ち上げているニューヨークも出店を検討しているという。
24時間営業。