ベイサイドプレイス博多(福岡市博多区築港本町)は5月3日、ロードトレイン「アリスinベイサイドランド」の運行を始めた。
同施設周辺の回遊性を高めようと約1年半をかけて運行の準備をしてきたもので、同施設からマリンメッセ福岡横を通り、博多港国際ターミナルまでの海沿い約850メートルを走る。電動けん引車と客車2台の3号車編成で、定員は約50人。日曜・祝日のほか、夏休みや春休みなどのイベント時などに、1日5往復、年間で100日程度運行する予定という。
ロードトレインのデザインテーマは「不思議の国のアリス」で、オリジナルデザインのキャラクターを描いた。
「全体の回遊性を高めていきたい」と同社の檜垣博紀社長。「家族で楽しめる場所になれば」と期待を寄せる。イベント時にはマリンメッセ福岡前に停留所を設けるほか、利用状況を見ながら今後、運行本数を増やしていくという。
運行時間は11時~17時(夏季は17時30分~20時までの運行も予定)。乗車は無料だが、館内の一部店舗で利用者を対象に配布する乗車チケットが必要。