全日本空輸系の格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパン(千葉県成田市)が8月1日、成田~福岡間に就航した。
今年3月に就航した「ピーチ・アビエーション」、7月に就航した「ジェットスター・ジャパン」に続く国内LCCの3社目。同日、新千歳線も就航し、同3日には那覇線も運航を開始する。
成田~福岡間は1日2往復で、運賃は5,180円~1万9,850円。カウンターでのチェックインや手荷物預かり、機内食は有料。事務所を空港ビルに設けず賃料を抑えるなどでコスト削減を図る。
「利用客層は幅広い。LCCの使い方に慣れるのも早いのでは」と岩片和行社長。「国内の主要路線を就航後、国際線進出を検討中。その後、独自のローカル路線も視野に入れていきたい」と意欲を見せる。