はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町)が7月1日、オリジナルグッズの販売を始めた。
「来館するお客さまからの土産販売のリクエストが多かった」(同館の保田恵美さん)ことから企画した。開館1周年を記念して展示を始めた、博多人形師・中村信喬(しんきょう)さんが手掛けた約70センチの新作「福の神」をはじめ、博多人形など館内に展示する工芸品をモチーフにしたポストカード(5種、各105円)や、博多織の専門学校「博多織デベロップメントカレッジ」(博多駅南1)の卒業生で博多織師の上野真由さんが博多織の献上柄をモチーフにデザインした「博多織クリアファイル」(315円)などをそろえる。
併せて、博多織ブランド「HAKATAJAPAN」やサヌイ織物(西区)のストラップや扇子など博多織の雑貨約80点もそろえる。今後は、博多織の献上柄のタンブラーなどオリジナルグッズも増やす予定という。
「海外からのお客さまも増え、観光スポットしての認知も上がっているようだ」と保田さん。
開館時間は10時~18時。水曜休館。入場無料。