博多・中洲に桜を植える「中洲 桜de笑顔プロジェクト」が3月9日、始まった。
同プロジェクトは、中洲地区の景観保全や活性化を目的に、中洲の会員制クラブ「ロイヤルボックス」のママで経営者の藤堂和子さんが中洲町連合会や中洲観光協会のメンバーらに呼び掛けて立ち上げた。市にも協力を要請し、6年間の構想を経てスタートした。
この日、中洲警部交番周辺で第1弾となる桜8本の植樹を実施。桜の品種は二季さくらの「アーコレードII」。今後は11月までに中洲大通りに計50本の植樹を予定しているという。
「十数年ぶりに来店したお客さまには『中洲の街は汚くなった』とよく言われる」と藤堂さん。「きれいな桜の花をきっかけに、呼び込みや自転車の駐輪が少しでも減ってくれれば」と期待を寄せる。