7月1日から始まった「博多祇園山笠」で、毎年7月11日に行われ、流区域まで出向いて山を舁(か)き相互表敬する意味を持つ「他流舁き(たながれがき)」で、東流がJR博多駅に初めて舁き入れる。
毎年1日には博多駅商店連合会が「飾り山」を建てているが、「舁き山」が博多駅に入るのは初めてとなる。駅ビルの建て替えで工事中の同駅・博多口前広場のタクシープールに入り、タクシーは一時退避させる。同日夕方に出発、18時30分ごろに博多駅に舁き入れる予定。駅前では駅長らが出迎え、おにぎりやお茶を600~700人分振る舞うほか、子どもたちにはお菓子を準備する。舁き手は「博多手一本」「博多祝い唄」を披露するという。
博多駅前では14日まで、9時30分~19時30分まで小学6年生までの児童が誰でも参加できる「山笠ちびっこスケッチ大会」が開かれているほか、JR九州では、クライマックスである15日未明の「追い山」に合わせて臨時の特急列車2本、普通列車4本が運転される。
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