福岡空港・国際線の出発ロビーや搭乗待合室で現在、待ち時間を楽しむイベントが開催されている。
街で過ごす「待ち時間」を良いものにしようと、九州大学の学生7人が結成した「まちじかんプロジェクト」が企画したもので、搭乗前の待ち時間に読み手を想像しながら手紙を書き、誰かが書いた手紙を受け取るというもの。「FUKUOKA AIRPOST~誰かへの手紙・誰かからの手紙-ちょっとわくわくする待ち時間~」と題し、搭乗前の利用客らに参加を呼び掛けている。
国際線3階の出発ロビーに設けた「AIRPORT」ならぬ「AIRPOST」には、「台湾に出発される方へ」と書かれた手紙や韓国語で「私たちの友だちへ」と書かれたものなど、国際色豊かな見知らぬ人への手紙がズラリ。企画を担当した九州大学21世紀プログラム課程3年の西村悠貴さんは「気軽な国際交流もできる。待ち時間も楽しんで、福岡での思い出がさらに良いものになれば」と期待を込める。
開催時間は6時30分~21時40分。参加無料。1月16日まで。