ホテルオークラ福岡(福岡市博多区)で7月4日、博多座で今秋公演を行うミュージカル「エリザベート」の記者会見が行われ、主演の涼風真世さん、朝海ひかるさん、山口祐一郎さん、武田真治さんらが出席した。
2000年6月に帝国劇場で行われた初演から8年で通算606回を数える。8月に中日劇場を皮切りに9月に博多座、11月・12月に帝国劇場(東京)、2009年1月には梅田芸術劇場(大阪)と約半年間の公演。11月半ばに700回を数え、ミュージカルでは異例のスピード公演だという。博多座では2001年、2004年以来3度目の再演となる。
今回よりエリザベート役は一路真輝さんに変わり、涼風真世さんと朝海ひかるさんがダブルキャストでエリザベート役を務める。トート役も山口祐一郎さん、博多座初登場となる武田真治さんのダブルキャスト。
涼風さんは「博多の男の人は九州男児で、女性は優しく、居心地よくさせてくれる方が多い。老後に住みたいくらいです」と話した。博多座初出演の武田さんは「博多は初めてだが、(ダブルキャストで)で何パターンもの組み合わせを楽しみにしてほしい」と話した。演出・訳詞を手がける小池修一郎さんは「女性の戦いの物語。涼風さんの人生の哀歓や重み、朝海さんの精巧な部分がそれぞれ投影され、その相手によっても演技や印象が変わるのでは」と見どころを語った。
公演は9月3日~28日。観劇料は、A席=15,500円、特B席=12,500円、B席=9,500円、C席=5,000円。チケットは7月12日から電話予約・インターネット発売を開始。翌13日からは博多座チケット売り場でも販売する。
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