ハイアット・リージェンシー・福岡(福岡市博多区博多駅東2)は7月2日、開業15周年企画として新しくコーディネートされた披露宴会場とジュニアスイートルームを公開した。
同ホテルは1993年に福岡初の外資系ホテルとして、総工費120億円をかけてオープン、世界でも著名の建築家、マイケル・グレイヴズ氏の手がけた斬新なデザインは、以降の博多駅・筑紫口側の開発に大きなインパクトを与えた。特に婚礼では、13階分の47メートルに及ぶ吹き抜けの「ミニ・ロトンダ」と呼ばれる円形のチャペルが人気で約190~200%の高稼働率を誇り、15年間で約6,000組が式を挙げたという。
「お客様があっての私たち。これからも縁やきずなを大切にしていきたい」(広報担当者)と、同ホテルでは3月に「15周年実行委員会」を発足。各部署の若手スタッフを中心とした9人で週1回のミーティングを重ね、15周年のテーマでもある「きずな」の実践に取り組んできたという。
公開された「TIMELESS~永遠」と題されたジュニアスイートルームは、宿泊・フロントの女性スタッフが中心となり企画。内装変更のほか、1組につき1人のコーディネーターがつき個別のフォロー制度を導入。「プロポーズ」「アニバーサリー」「バースデー」の3プランを用意し、プロポーズプランでは、シチュエーション別にバー、チャペル、客室で花束やシャンパンを用意するほか、それぞれの要望に沿った特別な演出を行う。2009年6月末までの限定。
さらに、2つある披露宴会場のうち「リージェンシーI」と呼ばれる披露宴会場をリニューアルコーディネート。テーブルトップにフロントガラスを使用した内照式のメインテーブルや、メタルパーテーションなど細部にこだわり、ナチュラルな中にもモダンが組み込まれたコーディネートとなっている。
2日夜には関係者を招いてのレセプションパーティーが行われ、約370人が開業15周年を祝った。同ホテルを運営する福岡シティクラブの藤木辰正社長は「これからもアグレッシブ・ホスピタリティーを掲げ、20年、25年、30年とやっていきたい」とあいさつした。
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