福岡空港で8月6日早朝、滑走路を歩く体験イベント「福岡空港ランウェイウォークチャリティーイベント」が開かれた。主催は九州ブロック航空利用促進協議会、九州国際航空利用促進協議会。
「日本全体へ元気を発信したい」(福岡空港事務所広域空港管理官の大田正朗さん)と初の試みとして開催された同イベント。当日は抽選で選ばれた29人が参加し、周辺施設の解説を聞きながら、2800メートルの滑走路のうち約1000メートルの貴重な「ウオーキング」を楽しんだ。
同イベントは7月30日・8月6日に2回実施し、東京や名古屋など県外を含む計1432人の応募があった。参加した博多区の中川典子さんは「いろいろな解説が聞けて楽しかった。今後もイベントをしてほしい」と満足な様子を見せた。
大田さんは「空港職員でも経験できないイベント。このイベントを機会に空港利用へつながれば」と話した。