JR西日本新幹線博多駅1階みどりの窓口の上部に2月25日、九州新幹線の全線開通を記念した、からくり時計「旅の時計」が登場した。

新シンボル「旅の時計」

　九州新幹線の全線開通に向けて制作されたもので、西郷隆盛やにわか面、桃太郎など大阪から鹿児島までのモチーフをあしらい、下部分には新幹線が走るデザイン。サイズは縦75センチ、横4メートル35センチ。各地のモチーフは毎時0分に、新幹線は10分おきに動く。

　毎時0分には「線路は続くよどこまでも」「汽車ぽっぽ」のオルゴールが流れる仕組みで、音楽はクリスマス、正月など季節に合わせたメロディーを流す。

　「各地のモチーフを選ぶのに苦労した」と制作したシチズンTIC福岡支店長の日下部鋭一さん。「博多駅の新しいシンボルになれば」とJR西日本新幹線管理本部の嶋哲久福岡支社長。

　稼動時間は8時～21時。