プレスリリース

福岡 麻生医療福祉&保育専門学校 社会福祉科が高齢者体験授業を実施。高齢者の心理と身体的困難を実感し、「寄り添う支援」の大切さを学ぶ

リリース発行企業:学校法人麻生塾

情報提供:

麻生医療福祉&保育専門学校で、高齢者体験を取り入れた授業が行われました。この授業では、社会福祉科1年生が高齢者の心理や生活上の困難に対する理解を深め、今後の福祉実践に必要な“共感”と“支援の工夫”について主体的に考えることを目的に実施されました。

授業の中で学生たちは、高齢者の身体機能を疑似的に体験できる「高齢者体験セット」を装着。このセットを使用することで、視力や聴力の低下、関節の可動域制限、筋力の低下など、加齢によって起こり得る身体的な変化を体験できます。
装具を身につけた学生は、校内の廊下を歩く・階段の上り下りなど、日常動作を実際に行う中で、「ただ歩く」「段差を越える」といった何気ない行動が、加齢によっていかに困難なものとなるかを肌で感じました。





体験後には学生同士での振り返りや意見交換も行われ、多くの気づきが共有されました。
参加学生からは、「高齢者に寄り添うということがどういうことか、実際に体験してみて初めて理解できた」といった感想や、「高齢の女性に支援するときの身体的な距離感が難しかった」「階段の上り下りで、どのように支援すれば安全なのか分からず戸惑った」といった具体的な課題意識も挙がりました。

こうした疑問や課題は、まさに現場で直面する支援の難しさであり、体験授業を通して学生たちは支援の奥深さと、対象者一人ひとりに合わせた対応の重要性を実感することができました。
また、学生たちは体験後に「支援とは“してあげる”ことではなく、“ともに考え、支えること”である」といった学びも得ており、今後の実習や現場実践において、自らの関わり方を見つめ直す貴重な機会になったといえます。




麻生医療福祉&保育専門学校では、座学だけでなく体験を通して「感じること」「気づくこと」を大切にしています。授業を通じて学生たちは「支援する側」に立つ前に、まず「相手の立場に立って考えること」を学びました。このような経験を重ねることで、知識や技術だけでなく、思いやりの心も育み、誰かの力になれる“福祉のプロフェッショナル”として、一人ひとりが着実に成長していきます。

今後も本学科では、こうした体験的な学びを通して、福祉専門職としての人間性と実践力を兼ね備えた人材の育成に力を入れてまいります。
2026年度より「社会福祉学科」を新設
麻生医療福祉&保育専門学校では、2026年度より「社会福祉学科(3年制)」を新設します。
地域の社会課題と向き合い、共に未来を築く力を育む本学科では、精神保健福祉・児童福祉・地域福祉の各分野に応じた専門教育を展開。福祉施設や地域実習を通じて、実践力と共感力を備えた人材を育成します。

麻生医療福祉&保育専門学校https://asojuku.ac.jp/amfc/
麻生医療福祉&保育専門学校は、福岡で医療事務・保育・福祉を学べる専門学校です。少人数制のクラスで、現場経験豊富な講師から実践的な指導を受け、知識と技術がしっかり身につきます。また、豊富な実習機会を通じて、現場で必要なコミュニケーションスキルやチームワークも磨きます。充実した施設・設備、学費サポート、就職サポートなど、万全のフォロー体制により、高い就職率・資格取得実績を実現。医療事務・保育・福祉のプロフェッショナルを目指す方に最適な学びの環境が整っています。
学校法人麻生塾/麻生専門学校グループについて ( https://asojuku.ac.jp/ )
1939 年設立。福岡県内にて 12校の専門学校と高等部を運営する西日本最大級の専門学校グループ。福岡県のみならず、九州全域・山口・沖縄から多くの学生が進学しており、卒業生は72,000人を超える。IT、ゲーム、デザイン、建築、 医療福祉、観光・サービス、自動車など幅広い分野で実践的な教育を提供。学生一人ひとりの能力や目標に合わせた教育を重視し、実践力を身につけながら夢や目標に向かって成長するための支援を行っている。

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