博多駅に隣接する福岡交通センター(福岡市博多区博多駅中央街)6階の紀伊國屋書店福岡本店は7月18日から、店内のイベントスペースで全国38の大学のオリジナルグッズをそろえた「学市学座」を開催している。
同イベントは、同社が書店の展開のほか、国内に40ある外商部門を通じた大学・短大などとの共同事業で、今年1月に新宿南本店で初開催し、4月には札幌本店でも開催している。九州では初めてで、同店の10周年を記念して開催されている。
九州からは、九州大で畜肉加工の実習で30年間守られてきた製法で作られたはかた地どり100%の「はかた地どりソーセージ」(1,050円)やスウィートポテトパイ「いも九」(5個入り=550円)、佐賀大農学部での研究開発により誕生したブランド野菜「バラフ」を使った「バラフアイス」(300円)をはじめ、大学ブランドの焼酎などのアルコール類も展示。
ほかにも京都大の「総長カレー」(630円)や横浜国立大のインスタント食品「うど~~ん」「焼きソバーノ」「ラーメンカラッキーノ」(各70円)、弘前大の「紅玉ジャム」(500円)などこれまで開催してきた中でも売れ筋の商品をそろえる。
同社営業総本部九州営業部長 兼 福岡営業所長の香川博さんは「大学が色々と工夫してやっているものを、知ってもらうきっかけになれば」と話し、今後も書店と大学での共催イベントを積極的に進めていくことを明らかにした。
営業時間は10時~21時。今月26日まで。