武田鉄矢さんら7人が衣裳で会見-7月博多座「母に捧げるバラード~夫婦の道~」

(写真左から)小野真弓さん、太川陽介さん、三原じゅん子さん、武田鉄矢さん、石倉三郎さん、菊池麻衣子さん、東てる美さん。

(写真左から)小野真弓さん、太川陽介さん、三原じゅん子さん、武田鉄矢さん、石倉三郎さん、菊池麻衣子さん、東てる美さん。

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 ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町)で5月11日、博多座で7月に行われる「母に捧げるバラード~夫婦の道~」の記者会見が行われ、博多出身の武田鉄矢さんをはじめ、石倉三郎さん、三原じゅん子さん、太川陽介さん、菊池麻衣子さん、東てる美さん、小野真弓さんらがそろって芝居の衣装に身を包み、記者会見を行った。

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 同シリーズは昭和の博多を舞台に武田さんと母・イクさん、それを取り巻く人々の心温まる物語で、武田さんは1人2役。2004年、2006年に上演され、全編にわたる博多弁のせりふで、地元博多座の公演では特に話題となった。今作はご当地博多でしか見ることができないという、劇中で懐かしい福岡・博多の映像を使うなどしたスペシャルバージョンで上演する。第二部では海援隊による「トーク&ライブ」も行う。

 会見で「夫婦」にこだわった理由について武田さんは「母は『戦争に負けた時は何もなかったとばい。そっから始めたとばい』と話していた。日本国中元気で働く夫婦がいれば、次の明るい未来を創っていく原動力になると思い、夫婦にテーマを置いた」と力強く話し、「博多の街が時代とともに成長していく、そういうものを描きたい。長い歴史の中で延々と続いている、夫婦という営みをバラードの中で見つめなおしたい」とも。今回もキーワードとして「たわしが出てくる」大きな見どころだという。

 また再演となる三原さんは「5年前とは経験が違う。一味違う(役の)みっちゃんを演じたい」と話したほか、石倉さんも「婿養子という影の薄い男(の役)。養子をやらしたら私より向いている人はあまりいないのでは」と衣装の作業着姿で笑いを誘い、「新しいキャストと、博多の街でひと暴れしたい」とも。

 初演となる4人もそれぞれ「自分にとってとても懐かしい時代で、少年の武田が非常に愛おしく思える」(太川さん)、「福岡で博多弁を話すのはプレッシャーだが、気合いを入れて頑張りたい。おいしいものがたくさんあるので、今から楽しみ」(小野さん)、「前の公演(の役)が細川ふみえさんだったので、バストはちょっと…その分演技を頑張りたい。武田家のすばらしさが伝われば」(菊池さん)、「再演ものに初参加はプレッシャーだが、私にだけしかできないものを出したい」(東さん)と意気込みを話した。

 公演は7月2日~27日。観劇料は、A席=13,000円、特B席=10,000円、B席=7,000円、C席=4,000円。チケットは5月23日から電話予約・インターネット、24日から博多座チケット売り場で販売する。

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