「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町、TEL 092-281-7761)が1月26日、イベント「博多のもちつき」が開催する。
昔、博多には多くの餅屋があり、戦前は餅屋が町家を回り、三味線や太鼓などのおはやしに合わせて餅をつくのが博多の風物詩だったという。同館では、旧正月を祝って、昔ながらの博多の餅つきを再現し、毎年旧正月の時期に合わせて開催している。餅つきは同館の町家棟前で行い、来賓や消防団、地元の関係者などのほか、希望者も参加することができる。整理券を先着150人に配布し、つきたての餅を振る舞う。観覧無料。
そのほか、博多区の4つの地元消防団による「まとい振り」も行う。
同館担当の高倉さんは「毎年多くのお客さまが見物にいらっしゃるイベント。消防団の『まとい振り』も圧巻。展示棟では博多の歴史や文化も紹介しているので、この機会に来館いただければ」と話す。
開催時間は12時~14時。雨天決行、荒天中止。入館料は一般200円(小中学生以下無料)。